製品ユーザー感想カスタマーレビュー(購入者クチコミ内容)
総合おすすめ度:
ストーリーに無理がある 
(2010-03-04)
ストーリーに若干の無理がある気がして違和感を感じながら読みました。その違和感の原因がどことなく少女漫画的な設定にある気がします。具体的な事例は控えさせていただきますが、主人公と少年との再会シーン等からして現実性が薄い気がします。最後も、尻切れトンボで、なんとなくスッキリしない終わり方です。このように書くと酷評ですが、全体的な流れとしてはまずまず面白いと思いますので、賛否の分かれる本かもしれませんね。
面白い設定でした。 
(2010-02-20)
元大学病院の脳外科医日高は、息子の死と妻の自殺をきっかけに、すべてにやる気を失い埼玉県のある町でホームレスになっています。
ある日火事の第一発見者となったことをきっかけに、次々に殺人事件や不審死が起こり、日高は巻き込まれていきます。
そんな中、日高が13年前に誘拐事件から救い出した真人という15歳の少年と再会し、日高は彼にある疑いを抱くことに。
元医者のホームレスが主人公という面白い設定でした。
この作品の登場人物には、何かの出来事をきっかけに心が壊れてしまった人間が数多く登場します。
主人公の日高もその一人なのですが、真人との再会をきっかけに、次第に心の安定を取り戻し、社会とのつながりを取り戻す方向に足を踏み出そうとするところで作品は終ります。
人間の心のもろさ、それを壊した人間の責任は?というテーマが根底に流れていて、ある意味考えさせられる、一方で、作者の考えを押しつけられるようで反発したくなる、そんな感想を持ちました。
まずまずおすすめできると思います。
他人からの承認。 
(2010-02-04)
他人からの承認が生きる力を与えてくれる。
自分というものが他人との関係性で生まれてくるように。
生きていくことも同じなんです。
ミスファンタジー。 
(2009-09-15)
閉じ過ぎた人間関係の世界が現実味を損ねている、ミステリ的なファンタジー小説。
良く言えば巧く出来ているのだが、ご都合主義なプロットがマイナスに思われる。
文章は読み易いが、描写が淡いことも相俟って、キャラクターには魅力がない。
特徴の薄い、題材選びだけの勝利って感じがする1冊。
誠実で手堅いミステリー 
(2009-09-11)
家族を死なせたという自責から、将来を嘱望されていた医師をやめてホームレスになった主人公。ホームレスの視点から見る社会は新鮮に映った。罪と罰ということを、丁寧に追求していく作者の誠実な姿勢にも好感がもてる。しかし、わりと早い段階で犯人がわかってしまい、そこが物足りなかった。
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